トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし
トルコ・イスタンブール生活22年目、反抗期真っ盛り上の娘、生まれてからずっと反抗期の下の娘をかかえる働く母の日々の出来事や感じたことを綴ります。
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トルコ生活22年目の二人子持ちの翻訳家・通訳の日常生活と旅行の記録です。トルコ民家研究がライフワークです。



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冬休み旅行3 布のまち、ブルダン

buldan27

旅の三日目は、一度デニズリに出てから
別のミニバスに乗り換えてブルダンへ行きます。
大昔、雑誌の取材でも来たことがありますが、
今はどうなっているのかな。

ホテルの裏を下がって行った通りに、
デニズリ行きのミニバスが通っっているといいます。
15分に一本あるといいますが、いつくるのかな。

minibus

朝もやの中にミニバスが姿を表しました!
デニズリのオトガルまで4tl。
そこからbuldan koopのミニバスに乗り換えです。
ブルダンまでは7tl。
小一時間ほど、ぶどうばたけの道を北上します。

buldan1

ブルダンのオトガルはなつかし〜い感じがします。
buldan otogar

余談ですけど、私が翻訳したオルハン・パムックの小説、
「新しい人生」に登場する、80年代 の地方のオトガルのようです。

ワタシのライフワーク、トルコ民家が残っているということですが、
場所がわからない。
そういうときは、とりあえず自治体へ行きます。

buldan3
役場にはありましたよ、資料が。
きちんと古い民家をインベントリー化する作業もできています。
お茶もごちそうになって、
町長さんとも写真撮って、
子供たちの社会科勉強。
おまけに、一人案内役もつけてくれました。

彼が残っている民家をくまなく案内してくれました。

buldan7
布のまちらしく、ここが「織物市場大通り」

buldan9
ここは町役場が購入して修復したという一件。
典型的なトルコ民家に見られる「ソファ」という空間。
ホールのような場所ですが、
多目的に使われます。
部屋が大家族の中での夫婦のプライベート空間なのにたいして、
ソファは公共空間です。

buldan5
こちらは町役場が運営する文化センターにある機織り機。
布はかつては機織り機で織られていましたが、
機械化が進み、廃れて行きました。
ところが近年、復活してきています。
カントリーな雰囲気が受けて、
今ではブルダンの布はトルコ各地にひろまって有名になりました。

buldan13
丘の上からのまちの眺め。丘の斜面にまちが広がっています。

buldan11

buldan16

坂道だらけの風情のある通りには、
昔の民家が残っています。
上階が張り出しているのがトルコ民家の特徴ですが、
狭い坂道の路地ではそれが顕著です。
日当たりをよくするのと、昔は自由に外に出られなかった女性が
窓から路地を眺めるのにも適した構造です。

buldan12
せまい路地の住宅の角は、こんなふうに斜めに切られています。

buldan12
近くのローマ遺跡、トリポリス産の、縞模様の石。
トリポリスからの流用石材がところどころに見られます。

buldan14
これが役場の案内役の方が生まれた家なんだそうです。
庭に向かって開けた開放的ソファには、アーチ状の柱が並んでいます。

buldan14
これは町長さんが買ったと言う民家。
修復して観光施設にするとか。

buldan15
100年ほど経っているというこの家の部屋の天井装飾は、
イギリス人のデザイナーが手掛けたとか。
ちょっとトルコ民家のものとは違って、無機的な感じです。

buldan11
お部屋には「グスルハーネ」がしつらえてありました。
トルコ民家には押し入れの中に、このように簡易浴場が設けられています。
イスラム教では夫婦の営みの後には身体を清めなければならないので、
夜中に部屋を出なくてもいいように室内に浴室があります。

buldan15
右のまあるい煙突がこのまちの特徴なんだそうです。

buldan17
民家のうちの
evliyaoğlu konağı
は、カフェとショップになっています。

こちらは解放的ソファの例で、
裏庭に面しています。
この他民家のタイプには、
4角に部屋が配置され、ソファが真ん中にある、
中央ソファタイプというのもありますが、
ここブルダンにはない模様。

buldan19
トルココーヒーをいただきました。
カップの入れ物はAntepのものかな?

buldan18
お部屋にはかわいい手編みレースのカーテンが。

buldan21
下階は布のショップになっています。

buldan6
のどかなkahve。
カフヴェというのは、男性たちがたむろうカフェです。
昔、ここの隣のアイドゥン県で、昼間カフヴェの営業を禁じたという
ニュースをききましたが、本当でしょうか。
女性ばかり畑に出て、男性はカフヴェで昼間っから
たむろっているからとか。

案内の町役場の方が熱心に説明してくださるので、
すっかりお昼を食べそびれてしまいました。

buldan23

Ağam kebapで、遅いお昼です。
郷土料理はotlu pide。
その名の通り、野草がたっぷりのピデです。
ちょっぴりチーズが入っていて、
ほのかな塩味。
軽くていくらでも食べられそうです。

buldan24

役場の方とお別れして、
(ここで失礼、というと、とても残念そうにしてました。。。)
布屋さん通りでお買い物。

buldan25

昔きた時に布は大量買いして余っているので、
今回はタオルを買いました。

buldan26

さて、一度デニズリに戻って、温泉街のkarahayıtへ向かいます。

ついた頃にはもう暗くなってました。。。

karahayit1
まちのいりぐちには巨大な赤い塊が!
パムッカレと違ってこちらの温泉は鉄分が多いそうなんで、
石灰が赤くなっちゃうらしいですね。

自治体経営の足で浸かれる共同温泉があるときいてましたが、
なんと冬はやってない!

ガーン!

足だけでもつかりたかったのに、残念。

しょうがないから夕飯食べて帰りましょう。

商店街はひなびた温泉街の雰囲気。
どうしようもない土産や温泉宿で着るどうしようもない服とかも売ってます。
夏はきっと賑わっているんでしょうね。

karahayit3
なぜかエルズルム名物のジャーケバブの店が何件もあります。
そのうちの一件に入って聞いてみると、
やっぱりエルズルムの人がケバブ担当だそうです。

商店街においしそうなスイーツを発見。
karahayit4

イルミック(粗びきセモリナ)のヘルヴァの中にアイスクリームが入っています。
早速食してみます。
旅行中は血糖値はきにしない。。。

ミニバスでパムッカレに帰り、
夜になって半分くらい閉まっている商店街を通りました。
もう日本人は観光に来ないんですかね。
韓国語ばっかり。

karahayit5
しかし日本語発見!
これはもしかして、石灰棚を眺めながらとかいう
ブログを書いている方のお店かしら?
こんなとこで頑張ってらしたんですね〜

でももうご飯食べちゃったから、残念ながら入りませんでした。

それにしてもいくらオフシーズンろいっても
街全体、自治体があまり積極的に観光開発していない感じ。
パムッカレ・ワインの地元メーカーがあるので期待してきたのに、
パイロット店もなにもありませんでした。
オサレなワイン・バーでも作ってくれたらいいのに。

世界遺産なんだから、もっと自治体が音頭とって
商店街とかもりたてていってほしいですね。


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コメント
いつも為になる記事をありがとうございます。

ブルダンに行ったことがあるのですが、民家がこんなに興味深いということを知らずにいました。
なるほど、、と興味深く拝読いたしました。
[2015/03/28 06:16] URL | kaori #GpEwlVdw [ 編集 ]

ご愛読ありがとうございます。
ご愛読ありがとうございます。民家はわたしのライフワークですので、トルコ国内旅行に行くときは、民家があるところを中心に行きます。また今度どこかご紹介しますね。
[2015/03/29 20:47] URL | masalgibi #- [ 編集 ]


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