トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし
トルコ・イスタンブール生活22年目、反抗期真っ盛り上の娘、生まれてからずっと反抗期の下の娘をかかえる働く母の日々の出来事や感じたことを綴ります。
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トルコ生活22年目の二人子持ちの翻訳家・通訳の日常生活と旅行の記録です。トルコ民家研究がライフワークです。



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トルコ伝統楽器・カーヌーンの日々
先週はトルコの伝統音楽になくてはならない「カーヌーン・Kanun」三昧の週でした。

パーカッション、マリンバ演奏者の鈴木未知子さんが、
わざわざカーヌーンのレッスンのためイスタンブルを訪れました。

2年ほど独学でカーヌーンを弾こうとがんばってらっしゃったそうです。

今回念願のレッスンです。私も昔ウードを習っていたことがある者として、
レッスンのお手伝い。

カーヌーンは24あるいは27弦(各弦は2本づつ)ある弦楽器の一種で、
10世紀にカザキスタンでFarabiという人によって発明されたと言われています。
中東全般に広まっています。

kanun

トルコの伝統音楽には音調の種類が無数にあり、
たとえば西洋音楽でいうドレミファの2音の間には9音あり、
(ファはもとから半音なので少ない)
それぞれの組み合わせによって名前がついたマカム・Makamが構成されています。
西洋音楽にある音でも出せるのが、NihaventやBuselikなどのマカムです。
これに対し、ピアノなどにはない音が入っているのが、
Hicaz、Uşşak, Kürdiなどのマカムです。

また、これらのマカムには短調、長調があり、
昔は病気治療に用いられていたそうです。
余談ですが、
音楽療法をやっていたオスマン時代の病院が博物館になっています。
エディルネにあります。

さて講師はイスタンブル工科大学コンセルヴァトゥワールの
若きカーヌーン奏者、セゼル・ユルマズ氏Sezer Yılmaz氏です。

lesson

音楽の専門家である鈴木さんでも苦戦しています。

こちらがセゼル氏の見本
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この日は基本的なテクニックを教えてくれました。
指先だけで弾かないこと、手首や腕全体を使うこと。
あまり右端ばかりを弾かないことなどなど。

こちらはおまけの演奏です。竪琴のような、うっとりする音色です。
テンポが速い曲で主役を演じるカーヌーンも、
彼の手にかかるとこんなにやさしく、しっとり。

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さて~、同じ週に日本のお琴奏者の末富敦子さんが、
イズミルのエーゲ大学コンセルヴァトゥワールのカーヌーン奏者
ハリル・アルトゥンキョプルHalil altınköprüさんと
和・土折衷の演奏会を開いてくれました。

末富さんはトルコが大変お気に入りの様子。
昨年からアンカラにお住まいで、演奏活動をなさっています。

こちらは琴とカーヌーンの荒城の月。
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琴だけのしっとりもいいですが、カーヌーンが華を添えていますね。

トルコの曲、こちらはNihaventマカムのHatirla sevgili(思い出して、恋人よ)

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会場だったイスタンブルの旧日本総領事館のロココ調の内装もすてきです。

有名なカーヌーン奏者には、ギョクセル・バクタギルGöksel Baktagir, 故人となってしまった ハリル・カラドゥマンHalil Karadumanなどがいます。
こちらでしっとりしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=GqoVmsdk3HE


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イスタンブルからちょっと足をのばして~YALOVA2・温泉街
さて、次はヤロヴァの温泉街です。

一度IDOの船着場に戻ってTermal行きのミニバスに乗り換えます。

するとこんな風に小川が流れている温泉街に到着です。

hamam2
川に沿ってハマムが何軒もあり、
ハマム独特のドーム状の屋根が連なる、
ユニークな景観を創り出しています。
温泉街の少し下には町があって、
そこには何軒もホテルやペンションがあります。

hamam1

こちらがヤロヴァの老舗ホテル、Yalova Termal Otelです。
1938年にアタテュルクの命で建てられた、由緒あるホテルです。
同じ経営で奥にÇınar Hotelというのもあります。
1938年と言えばアタテュルクが亡くなった年ですね。
アタは自分の病気が肝硬変だとわかる前は、
ヤロヴァで療養していたのでした。
termal oteli

こちらはホテルの隣にある温泉プールです。
ホテルの宿泊者は料金に利用料が入っているようです。
外からでも料金を払えば利用できます。
その他のハマムもホテル宿泊者は1日2回まで利用できるところがありました。
havuz
よく昔のコメディー映画などの舞台になっていました。

温泉街の中にはアタテュルクのキョシュクもあります。

köşk1

1929年に、トルコの近代建築の第一人者である建築家、
セダット・ハック・エルデムSedat Hakki Erdem氏によって、
たったの38日間という短期間で建てられたそうです。
アタはドルマバフチェ宮殿で亡くなる前、
このキョシュクで療養していました。
トルコ語がわかる方は、詳しくはCan Dündar氏の手がけた名作ビデオと本、
「 Sarı Zeybek」を参照してください。アタの最期の日々が描かれています。

写真撮影はだめと言われたので、玄関ホールしか撮れませんでした。
köşk2

さて、フェリーの時間に合わせてIDOの船着場に帰ると、
なんと強風のために欠航になっていました!
しかたないので、高速船ではない普通のカーフェリーに乗るため、
またTopcular方面に引き返しました。
対岸のGebze、Eskihisarに渡ったのはいいですが、
そこからGebzeまでミニバスでかなりありました。
さらにはGabzeからE5を通るミニバスに乗ったのですが、
Kozyatagiまでぐるぐる回ってそこだけで1時間半くらいかかってしまい、
そこからヨーロッパ側の自宅まで帰ったので、
なんと合計4時間もかかってしまいました。
ぐったりです。
フェリーは便利ですが、欠航に注意です!

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イスタンブルからちょっと足をのばして。。。YALOVA1 アタテュルクの「歩くキョシュク」
翻訳が殺到してブログの更新がままならない状態です。

それでも今日はがんばって更新します。

先週ヤロヴァ・Yalovaに行きました。

私がトルコに来た20年前はまだイスタンブル県に入っていましたが、
確か90年代はじめの選挙の前に独立した県になったと思います。

選挙が近づくと、県が増えたりします。

イスタンブルのイェニカプ・Yenikapıから高速船で1時間あまりなので、
気軽に行ける温泉地です。

ところが今回は二日前に思い立って決めたので、温泉のホテルがとれませんでした。。。

受験までのあと4ヶ月をひかえて、最後のレジャーですから、
無理やり行きました、温泉じゃないホテルに。。。

高速船を降りたところからミニバスに乗って、
Topçular方面に向かうこと15分でTavşanlıというところに着きます。
Topçular はイスタンブルの先のGebze、Eskihisarというところから
カーフェリーが着くところですから、そこからなら近いです。

otel
これが温泉じゃないホテルです。。。Elegance Resortという立派な名前です。
2食付1泊一人135TLとお安い。
アラブ人がいましたが、それよりももっと
私たちを脅かしたのは、シシリ区役所の慰安旅行のご一行です。

ホテルは彼らの対応にてんてこまいで、あまり個人客に構えない様子でした。

market
これがTavsanliのまちです。手前が町最大のスーパーマーケット。
人口が少ない割には外食屋が多い。

ホテルにはプールがありました。温泉じゃないから人肌以下。
アラブ人とほっかむり客が多いせいかガラすき。
若い男女がはしゃいでいました。
区役所のご一行でしょうか。
区役所職員は家族も連れてきていました。
エレベーターにご一行の観光予定がはってありました。
夕方までプログラムがびっしりでした。

ハマムはとてもきれい。でも垢すりサービスはなし。
otel hamam

外にはスパイラル滑り台がついたプールもありますから、夏はいいでしょうね~
海までシャトルバスを出すらしいです。

ディナーはなにしろ区役所の団体がビュッフェを牛耳ってますので、
われわれはアラカルトです。
可もなく不可もなく。
区役所に従業員をとられて、こちらのサービスは手薄でした...

とにかく翌朝チェックアウトして、船着場までの途中にある
「アタテュルクの歩くキョシュク・Atatürk Yürüyen Köşk」へ向かいました。

国立病院でミニバスを降りてちょっと歩きます。

denizden
こんな風に海岸沿いにあります。天気がよくてとても気持ちのよい日でした。
残念ながら現在修復中で中は入れませんでした。

なぜこのキョシュク(東屋)が「歩く」と名づけられているかというと:
1929年のある夏の日、アタテュルクが船でヤロヴァへ向かう途中、
この海岸にあるスズカケの大木が目に入り、しばらくその木陰で休みました。
アタはこの木が非常に気に入り、ここにキョシュクを建てさせました。
完成後、キョシュクに来てみると、
なんとスズカケの枝が建物に当たってしまっているではありませんか。
大工たちは枝を切ろうとしましたが、アタはそれを許さず、
なんと建物を移動させたんですね~
当時としては大掛かりなスライド式のメカニズムをつくって、
動かしている最中の写真が外に展示してありました。

ağaç
これがその銘木です。 本当、立派ですね。

gelin

地元の人はここで結婚の写真を撮影するようです。
わたしたちがいる間だけでも何組も来ました。

向こう側に見えるのはカフェです。
中にはアタに関する本がそろっていて、閲覧可能です。

menü
これがカフェのメニューです。
魚介類もあって、ビールが飲みたくなりますが、ビールはない。。。

長くなりましたので、温泉街のことは次回に回します。


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イスタンブルでアイススケート
上の子は冬休みです。

受験生なので2週間のうち1週間は塾です。

最初の週だけ休みですが、勉強しています。

少しはどこかに連れていってやろうと思っていたら、
ゼイティンブルヌに住んでいる友人がスケートに行ったといいます。

確か3年くらい前にできた、オリンピックサイズのスケートリンク。
イスタンブル市がやっています。

なんとフェィギュアスケートの世界ジュニア選手権もやったんですよ、
このリンクで。トルコにはめぼしい選手はいませんが。。。

sivlikapi
ここが旧市街の城壁沿いのスィヴリカプです。
Mecdiyeköy から93Mに乗ってSivrikapıで降りるか、メトロバス、トラム、メトロのZeytinburunu駅からミニバスやバスを利用します。けっこううちからは遠いですが、溶けかかったメトロシティやショッピングセンターの小さいリンクよりは本格的に違いないと行くことに。

bina
なんか立派です~
周りは何にもありません。

ici
中もきれいです。
子供は40分貸し靴付10TL,大人は13TLとお安い~さすが市営です。
時間は毎日変わるらしいので、電話で確認してくれとのことでした。0212 589 2829

さて一般の素人はオリンピックリンクを使わせてもらえないことが判明。
小さい方に行けと言われました。
それでも氷の状態はかなりいいです。
antreman
こんな風にお教室に通っている子供たちが練習しています。小学生くらいです。
われ等は端っこのほうで邪魔にならないように気を使います。。。
娘は真ん中に出られないと不満~

しかし大小ふたつリンクがあるというのはかなり本格的です。
昔からあるオリンピック・リンクのイズミットやアンカラにはなかったと思います。

2回続けて滑ろうと思いましたが、教室の子たちが牛耳っているので
娘は文句たらたらで卓球に。
卓球もあるんですよ~1時間4TL.
上の回にはカフェテリアがあって、チャイやトーストがあります。
観客席に出られて、子供を見ている父兄たちもいます。

buyuk pist
こちらが大きいほうのリンクです。小さい子達のお教室をやっていました。

午後になったら中学生以上の大きい子達が来て、カフェテリアでメニューにない
マカロニを先生らしき人が配っていました。
冬休みの集中練習なんでしょう。
これからトルコからも世界に出て行く選手が出るといいですが。

実は数年前まではTuğba Karademirという選手がトルコ代表で選手権に出ていましたが、
なにしろもう30近くなってきましたんで引退。
彼女はカナダに住んでいたので、トルコで指導者にはなりませんでした。
今はトルコ代表に後釜いません。

さて~午後になったら一般の人がわらわら来ました。
小さいリンクのお教室の規模も小さく、真ん中に出るチャンス到来。

gogo
スカーフほっかむり族も楽しんでましたよ!最近ほんと彼女たちが活発で元気です。

スケートやって、卓球やって、お安いお茶とホットドックを食べ、ご満悦で帰宅です。

城壁の内側をSivrikapiの切れ目まで向かいます。
すると、門の近くになにやら古いモスクがありました。

ibo1

一応ここは旧市街側ですから、歴史的建造物があってもおかしくありません。
しかしこれはなんと名建築家ミマス・スィナンの作品ではありませんか。
ハドゥム・イブラヒム・パシャ・ジャーミーというのですが、大ドームはひとつで
他の大きなモスクのように半ドームを組み合わせた複雑なものではありません。
ハドゥムイブラヒムパシャは、スレイマン大帝時代の宰相のうちのひとりらしいですが、
名前からすると宦官ですね~
あの連ドラのイブラヒムではありません。

ibo3

いたってシンプルなモスクですが、こんなところに美しいタイルがありました。
ibo2

中もきれいなのですが、電気がひとつもついていないので暗くて写真が取れませんでした。

天気が悪くなってきたので退散しましたが、今度もうちょっと城壁周りも探検したいです。


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