トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし
トルコ・イスタンブール生活22年目、反抗期真っ盛り上の娘、生まれてからずっと反抗期の下の娘をかかえる働く母の日々の出来事や感じたことを綴ります。
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トルコ生活22年目の二人子持ちの翻訳家・通訳の日常生活と旅行の記録です。トルコ民家研究がライフワークです。



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ウイグル料理レストランとトルコ系中央アジアの文化
トプカプにある大きな公園の中に、ウイグル料理屋があります。
ウイグルというか、中央アジアのトルコ系民族の料理と言った方がいいかもしれません。

トプカプは宮殿ではなく、メトロバスのTopkapıか、トラムのcevizlibağのことです。

公園の一角に遊牧民テントが見えてきます。
そこがウイグル料理レストランzinnetと、
中央アジアトルコ系共和国の文化紹介ブースが集まるスペースです。

Uygur1
「パオ」がふたつほどあって、平屋の建物がいくつも並んでいます。

Uygur2
まずは「バシュコルトスタン共和国」のブース。
こんな名前の国、きいたことがありませんでした。ロシア連邦の一共和国です。

Uygur4
場所は、ロシアの地図の中でこんなところにあります。タタリスタンのとなりです。

Uygur3
首都のウファはこんな感じ。どうも新しい建物が多そうです。
遊牧民だったから、歴史的建造物がないのかも。
ロシア語のほか、タタール語、バシキール語というトルコ語も属するテュルク語系の言葉を話します。
バシキール人というのもトルコ系民族らしいです。もとはトルコ系だったブルガール人のブルガール語を受容していたと考えられているそうです。ブルガリア人も、もとはトルコ系だったのが、今のブルガリアにきてからスラブ化したのですね。

Uygur5
国の主な産業も展示されていて、どうも歯科材料の生産がさかんらしいです。なんかこんなものが展示されているところが微笑ましい。

Uygur6
となりのタタール共和国では、トラック、自動車、ヘリコプターもつくっているよう。
国内需要がおもだと思いますけど。だって、ロシア製の車なんか見たことないですから。

Uygur7
タタール人のータタリスタン、首都はkazanです。ロシア風の建造物が並ぶ美しいまちです。
人口は114万人ほどということですから、イスタンブルの10分の1くらい。
でもその周辺では一番の大都会です。

Uygur9
こちらはカザフ共和国のイスラム教偉人の霊廟にあるという「大ナベ」のレプリカ。
大ナベはトルコ語でkazanといいいますから、やっぱりカザフスタンートルコ語でカザキスタンーは大ナベに関係あるのですね。ということはタタリスタンの首都カザンもそうなんでしょうか。

Uygur12
こっちはキスギス共和国の楽器。トルコの伝統的な楽器とほぼ同じです。

Uygur13
遊牧民のフエルトを使った品々。なんか「スーホの白い馬」思い出します。
馬を使った競技もあって、馬が生活に密着しています。

Enver paşa
キルギスタンといえばこの人、Enver paşaですね。
(と思ったらこの写真はnuri paşaでした。弟の。顔がそっくり。彼もアゼルバイジャンで戦いました)
第一次世界大戦にオスマン朝が負け、登場の政権党だったittihat ve terakki党の戦争大臣だったエンヴェル・パシャは中央アジアに亡命。ここキルギスタンでトルコ系共和国の独立をかけた戦争に参加して戦死しました。近年、遺体がトルコにひきとられ、çağlayanの裁判所の前に墓ができています。

さて〜、お料理です。

このzinnetズィンネットレストランには、ほんとのウイグル人がいます。
中国人と仲が悪いので、はじめ「何人?」ときかれました。
日本人とわかって、ほ〜っという感じです。
Uygur22

Uygur19
これはgoşnanといって、大きなピロシキといった感じ。パリパリに揚がった生地の中はひき肉、
といっても彼らのひき肉は機械でひいた肉ではなく、大きな包丁で細かく刻んだ感じのものです。
肉汁がじゅわ〜っと出てきます。これで12tl。

Uygur18
このサラダはpintoza.
ビーフンみたいなものとニンジンです。そういうとこは中国っぽい? 8tl。

Uygur20
ウイグルうどんのlagmen(legmen)。
多分羊の尻尾のとことの油を使っているのかな、けっこう脂っこいです。
麺はシコシコではなく、けっこうねっとりしている。
素朴な歯触りです。個人的にはもうちょっとサッパリしててほしい。。。
となりはÖzbek plavı ウズベク風ピラフ。トルコ料理にも取り入れられていますが、
本場のはより脂っこいかな〜
12と10tlです。

Uygur21
ウイグルMantı。トルコでは小さくて茹でますが、これは中華の点心のように蒸します。12tl。
中はやっぱりひき肉より粒の大きい刻み肉。濃いヨーグルトsüzme yoğurtがソースとして出てくるところが
中央アジアっぽい。
点心よりプリミティブな味です。
個人的にはもうちょっと肉は細かくしてほしいかな。。。

Uygur16
ほかにもいろいろなメニューがあります。お値段もおわかりのとおり、リーズナブル。
でもビールがない〜 市民公園内だからしかたないか。。。

今度は子供達も連れてきて、ブースを見せてあげたいと思います。
市民公園の中にもあるし、公園内にはpanorama müzesiという、
オスマン朝がコンスタンティノープルを陥落させたときのことをテーマにした
博物館もありますよ。


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トルコの原発建設予定地、スィノップ
先日、トルコで日本企業の三菱重工が、フランスの企業などと
建設をすることになっている原子力発電所の
建設予定地、スィノップ県に行きました。

フリージャーナリストのお付き合いです。

スィノプは黒海沿岸に位置する、トルコ最北端の地です。

Sinop2
このようにくびれた半島になっています。
対岸はクリミア半島です。見えませんけど、もちろん。

Sinop12
漁業を生業としていますので、港には漁船がいっぱい。
スィノップのhamsi片口イワシは有名です。

Sinop11
夏だと観光業もまあまああるらしく、
目抜き通りにはホテルが並んでいます。
他の黒海沿岸のamasraなど、ジェノヴァ人やビザンス時代の人たちが
つくったまちに似ています。

sinop16
紀元前7世紀に作られたという城壁に囲まれているせいでしょうか。
黒海沿岸って、いかにもトルコっぽい文化圏なんですが、
古代建築にはローマ時代のものが多く残っていて、
そのミスマッチがなんともトルコらしいなあ〜と思います。

Sinop13
こちらがスィノップ県の地図です。
北部の県庁所在地スィノップ市の北端のインジェ・ブルヌ
İnce burunuに原発が建てられるそうです。

東側のgerze郡には火力発電所も建設予定です。

Sinop15
原発建設予定地は、sarıkumという、
自然保護地域に入っています。

Sinop14
珍しい野鳥やここにしかない植物もあるのだそうです。

Sinop10
岬はのどかな放牧地です。

Sinop4
ポツンとひとつ灯台がたっています。
ここの灯台守は1863年から先祖代々同じ家族が受け継いでいるそうです。

Sinop17
周辺の村には畜産や小規模農業ぐらいしか産業がなく、もし原発が来るなら
土地を売ってどこかに引っ越してもいい、と、
あまり反対していません。

Sinop8
さっきの目抜き通りには、原発建設が検討され始めた何年も前から
原子力研究センターなるものができていて、
周辺住民や学校に原子力の安全性(?)を啓蒙してきました。
建物は20世紀初頭に流行った「国民建築」っぽいです。

Sinop5
中には「原子力は自然にやさしい」というポスターが。

Sinop6
建設予定地の人は原発ができることには無頓着な感じでしたが、
まちのインテリ層はそうでもありませんでした。
この方は「スィノップ反核プラットフォーム」代表の
Kayhan konukçuさんです。
他の原発予定地akkuyuの反対運動ともリンクして活動しています。

Sinop1
彼らはタキシムgezi parkゲズィ公園のデモにも来ていました。

「原発ができれば温水が流れ出て、ここの名物のイワシに影響が出る。
自然保護されている植物のことも心配だ。住民は雇用につながると思っているが、
実は原発には単純な労働力はあまり必要なく、エンジニアなどの専門家が
必要なので、周辺地域経済の活性化には繋がらない」
と、心配しています。

日本の企業が参加していることに関しても、
「日本は好きな国。だけど、このまま建設計画が進めば、
日本製品をボイコットする運動もしなければならないかも」
と、悲しそうです。

さて、時は変わって今月13日、東芝さんがトルコに開設され、
オープニングパーティがありました。
私もちょこっとですが通訳として参加。
東芝さんは原発に関する技術も持っておられます。
そこで東芝さんの弁護士団に会いました。

「私は原発はいやなんですが、どうしても必要なんでしょうか。
風力発電などグリーンエネルギーではだめなんですか」ときくと、

「トルコ西部はともかく、内陸部や東部にはそれほど風力がありません。
水力や火力が何らかの影響でダメになった時のため、
原発を持っている必要があるのです。」
と、言われてしまいました。

やっぱりないとダメなんでしょうか。
どうしてもやるなら、安全には万全を期してほしいです。
でもできるんでしょうか。。。

スィノップのほとんどの地域は過疎化していて、
特に建設予定地のあたりは人里離れていて行きにくい場所です。
観光化するのも一苦労。
そういう場所がやはり選ばれてしまうのでしょうか。

ちなみにスィノップの街中はなかなか見応えありますよ。
私たちが泊まったホテルはsinoparkというところ。
さっきの目抜き通りにあります。
新しくてキレイ。でもちょっと湯がぬるかった。。。

Sinop9

ちょっとおしゃれな朝食サロン。
Sinop7

原発のためにスィノップの空港拡張中でしたが、そろそろ出来ているかも。


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カッパドキアで悲しいことが。。。でも日本のテレビ局は失礼すぎる。
カッパドキアで日本人のツーリストが殺傷事件に
巻き込まれ、一人は死亡してしまいました。

普段は治安がいいのに、非常に残念です。

ご家族の方の悲嘆を思うと、本当に悲しくなってきます。

今日10日の早朝時点では、まだ犯人はわかっていません。
ニュースではこのように憲兵が現場に来ている画像と、
病院の外からの様子しかわかりません。

カッパドキア

http://www.sondakika.com/haber/haber-goreme-de-2-kadin-japon-turiste-bicakli-saldiri-1-5040095/

さて、私がこの事件を知ったのは、昨日の夜でしたが、
次の日6時に起きなければならなかったので早く寝ました。

ところが、
夜中の12時に電話が。。。

何かの緊急事態かと思って出ると、

「00テレビの者ですけど〜
あの〜カッパドキアで起きた事件についてちょっとお伺いしたいんですけど〜」

こっちが夜中だということを全く気にしていない。

どこで私の電話番号を知ったのかにもあいまいな答え。

とりあえずまだあまり情報がないこと、
普段は治安がいいことなどを話してあげましたが、

「2時間後の放送で話してもらえますか?」

ええ〜、なんで出てあげなきゃならないの?
夜中に電話されて、すまなさそうにもしてないのに。

「すみません、もう夜中で、2時間後だと寝ているんですけど。
明日早く起きなきゃなりませんので」

「誰か他の人いませんか?」

と言われて、切れました!

「ちょっと、夜中にきゅうにかけてきて、
すみませんの一言もないようなところに、
しかもこんな夜中に
お友達紹介できません!
失礼します。」

と言って電話を切りました。

ムカつきながら眠りにつこうと努力していると、
30分後にまた鳴らしています!

出ないで切りました。

なんて失礼何でしょう!

テレビの仕事は時々しますが、
だからといっていつも特派員みたいに
こき使っていいということはないですよね?

しかも電話番号は知っているのに、
私の名前も知らないでかけてきてるんですよ。

トルコ在住のみなさん、
失礼なマスコミにはピシャリといってやってください。




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オリンピック、一気にショボーンのイスタンブル
東京、おめでとう!ですね。
イスタンブルでやってほしい気持ちもありましたが、
最近の日本の元気のなさには心を痛めていたので
これで盛り返して欲しいです。

これまで全くオリンピックに盛り上がってなかったイスタンブルでしたが、
やっと発表の前日からテレビでもやるように。

当日は朝からスルタンアフメット広場や市内数カ所にスタンドが設置され、
盛り上げてます。かなり信じています。

Olimpiyat4

昨日までオリンピックのことなんか気にもとめていなかったくせに、
今日は浮かれ気分でレポーターの後ろで旗ふっているご一行。

Olimpiyat3

一回目の投票でマドリッドが落ちて、自信満々でうれしそうなエルドアン首相夫妻などのトルコの一団。

Olimpiyat5

ところが。
「TOKYO」最終発表があったとたん、がっかり。。。
Olimpiyat7

エミネ・エルドアン首相夫人だけ苦笑い。

Olimpiyat6
一方の日本のご一行は大喜び。

Olimpiyat8
がっかりのエルドアン首相はインタビューでは意外にサバサバしています。

「決定には敬意を表す。
かなり期待していたが、ダメだった。
あとはオリンピックでもっとメダルをとるよう努力することが大事だ。
ここまで来ただけでもトルコにとっては成功と思う。
スルタンアフメットに集まっている国民のみなさんによろしく」
しかし、トプバシュ、イスタンブル市長は影が薄い〜
誰もインタビューしない。だいたいこれまでの活動でも影薄かった。
これじゃ来年の地方選でサルギュルが対抗馬で出たら負けちゃうかもね。

Olimpiyat9
イスタンブル招聘委員会のアラット氏はがっかりした様子。
「ここまできただけでもすごいこと」
となぐさめ。

Olimpiyat10
「うちらは優勢デスよね」
「マドリッド票がこっちにどれくらい流れますかね」
などと、ああだこうだ言っていたスポーツご意見番たちもショボーン。

Olimpiyat12
うつむいてしまっています。

やっぱりインフラが心もとないのと、
スポーツ大会の経験が浅いのが原因でしょうか。
60ー38で東京ダントツだったらしいですから。

ちなみに大勢が旗降って集まっていたスルタンアフメット広場は、
落選発表のあと瞬く間に韓国expoの会場に早変わりしたそうです。。。
今年韓国年ですから。

Olimpiyat11
最後に、NTVスポーツのレポーター、3月の選考委員視察のときも出ずっぱりでしたが、
ブエノスアイレスにも来てました。
tokyoMXTVの風戸さんに、日本のアナウンサー、宮根誠司さんにそっくりと指摘されてました。
ほんとそっくりですね!

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