トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし
トルコ・イスタンブール生活22年目、反抗期真っ盛り上の娘、生まれてからずっと反抗期の下の娘をかかえる働く母の日々の出来事や感じたことを綴ります。
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トルコ生活22年目の二人子持ちの翻訳家・通訳の日常生活と旅行の記録です。トルコ民家研究がライフワークです。



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ロココ空間で夢のようなコンサート
ずいぶんご無沙汰してしまいました。。。

すごい翻訳が来たのと、義姉がイスタンブルに来るにあたって、
いろいろやることがあったからです。

義姉はピアニストで、ここ何年か日本でコンサート企画のしごとをしています。

ギリシャに行くついでにイスタンブルにも寄るというので、
今度コンサートができるように、会場を下見しようとしていたのでした。

そこへウィーン在住のソプラノ、斉藤園子さんが合流することになり、
せっかく来るんだったら、歌いたいよね~

ということになったので、急きょ会場を用意しなくてはならなくなり、
思いついたのがイスタンブル旧総領事館の建物でした。

opera bina

opera

総領事館WEBサイトの写真を拝借しました。
19世紀に銀行家の持ち物だったという、ロココ風装飾のステキな建物なんです。

しかしソプラノだけではどうにもならない~
伴奏がないと。
この会場にはピアノがない~

とりあえず娘のトルコ人のフルートの先生はいます。
しかしフルートと歌ね。
義姉が「バイオリンもあったらいいかしら」ってんで、
友達の子のトルコ人のバイオリンの先生を手配。

しかし、バイオリンの先生、
「ソプラノにフルートにバイオリンだけじゃ、全部高音域じゃないの~、
だったらわたしはやらないわよ~ビオラを紹介するわ」

それでしょうがないので自宅から電子ピアノを持っていくことに。
今回スポンサーなしで全部持ち出しですから、レンタルはつらい。

演奏者にみんなで事前に話してもらおうと思って、Facebookで掲示板を設けたんですが、
どうも、トルコ人の演奏家たちは英語を書くのがいやみたいで、話が一向にはかどらない。
楽譜をもらったのかどうなのか、コンサート数日前になってフルートの先生が
「楽譜が開けん~」というし。
つか、わたしが開いたら開けたんだけど、プリントできんというからPDF化して
送ってあげました。
パソコン苦手のよう。

客集めは意外と簡単で、わたしの知り合いだけで70人くらいになってしまった。
客席100席くらいしかない会場なので、わたしの知り合い大集合ではつまらんと思い、
一度集客をストップ。総領事館も広報に協力してくれると言うので、
領事館のFacebookにでしてもらったら、すぐに定員オーバーになってしまいました。

演目は日本のうたも混ぜてこんな感じ。
program

何回も変更して大変でした。。。バックの模様がロココっぽくて、サロンに合っているでしょう~

急遽、カイロ国立歌劇場首席クラリネット奏者の木幡亮仁さんも来ることに!
モーツァルトのクラリネット協奏曲も加わって、まさに「室内楽」!!!

考えただけで卒倒しそうです~

さて、当日は友人に頼んで車を出してもらいました。女手だけで運ぶのはつらかった!
受付も友人たち、椅子並べも友人総動員です。

義姉に同行した画家の築山ようこさんが絵手紙ワークショップをするというので
その準備も。娘と友人を通訳につけました。
高校生になってきたから、役に立つわ~

opera11
トルコ人の方々も満足した様子。

大広間ではゲネプロが続いています。

opera10

ゲネプロでも美しい音色にうっとりして、気絶しそう~
自宅でのフルートのレッスン中も、ときどき先生が見本を吹いてくれたり、
ふたりでデュエットしたりするけれど、
そのたびにうっとりして、こっそり録音したりしてます。。。
吹奏楽器が癒しです~

しかしうちのフルートのメティン先生は、オケに属さずフリーでやっているのですが、
ついアドリブをいれてみんなを驚かしているよう。
ときどき催し物で一緒にやってくれますが、
本番で練習にないアレンジを入れたりして、
素人の娘はびっくりして間違えてしまったりする。

バイオリンのヨンジャ先生は国立オペラのオケの団員だから、
言われたこと以外のことはやらない。

別別に頼んだけれど、性格が違うふたりは
イスタンブル国立コンセルヴァトゥワールの
出身で知り合いでした。

義姉はフルで伴奏しなくちゃいけないと思っていなかったらしく、
練習してない曲もあったようで、ちょっと慌てていました。。。

ワタクシも司会件通訳なんで、台本用意。

いよいよコンサート開始です。

義姉安達のり子のあいさつです。
opera6

先日のSOMAの事故の犠牲者に黙とう。
opera4

冒頭に静かめなクラリネット協奏曲第2楽章をもってきて、スタートです。
そしていよいよ園子さんが悩殺デコルテで登場!

opera1

テンポのよいMy Fair LadyのI could have danceed all night、次に
聞かせどころの多い「ウィーン、わが夢の街」ヨハン・シュトラウスIIの名曲、
「春の声」です。ちと、最後の声が盛り上がって終わるところで伴奏が
遅れたような気が。。。。でも観客にはばれなかったかな?(つか、今ばらしてる)

ビデオがなぜかアップロードできないので、
見たい人はこちらでどうぞ。

Facebook: origami keyfi Japonca tercüme ve kültür sanat

伴奏が豪華で、オケの音が出ている!
司会なのに、何回も卒倒しそうになってしまいました。

休みをはさんでバイオリンのヨンジャさんはマスネの「タイスの瞑想曲」、
フルートのメティン先生は(私の誘導で)フォーレの「シチリアーノ」を演奏。

うっとり、うっとり、うっとりです~~~

そして日本のうたは「浜辺の唄」、けっこう伴奏と合わせるのが難しい曲なんですよね。
娘がお琴と合わせるのに大変で断念した。
「朧月夜」「ふるさと」と続きます。
いずれも明治時代の唱歌で、西洋音楽を学んだ成田為三や岡野貞一の作品。
唱歌は山田耕作や滝廉太郎作曲のものとかもあって、
名作ぞろいですね。

opera5

先生、音楽に入り込んでます。。。
娘がいつも直立不動で吹くのを怒ってますから。。。

アンコールではトルコのうたをやろうということで、
前もって「Samanyolu」をやろうとうちあわせておきました。
カタカナで歌詞を書いといてあげたので、園子さんは
トルコ語でチャレンジ。

それがトルコ人に大ウケでした!

opera8

なんかあっと言う間に終わってしまった。
大盛況でみなさん満足された様子。

「またやって~」という声も多く、早くも第2弾企画中です。


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