トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし
トルコ・イスタンブール生活22年目、反抗期真っ盛り上の娘、生まれてからずっと反抗期の下の娘をかかえる働く母の日々の出来事や感じたことを綴ります。
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トルコ生活22年目の二人子持ちの翻訳家・通訳の日常生活と旅行の記録です。トルコ民家研究がライフワークです。



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最近のイスタンブルの国立病院
近くのクリニックのキャンペーンで人間ドックやりました。

結果は非常によかったのですが、
持病の橋本病に関係する甲状腺刺激ホルモンの量が低下しているのと、
心拍が弱いといわれました。なんとなく息切れがするような気もします。

年に1回行っていた甲状腺の専門医の診療所は診察料が
450TL(2万円以上)になってしまったのでもう行けません。

会社をやめて社会保障保険(SSK)なくなりましたが3ヶ月間有効です。
それに個人健康保険年金(Bağ Kur)に切り替えましたので、
国立病院は無料です。

そこで近くの国立病院、シシリ・エトファル(Şişli Etfal Hastanesi)
病院に行くことにしました。

1899年に開業したこの病院は、当時のスルタン、アブドゥルハミットの娘が
まだ赤ちゃんのときにジフテリアで亡くなったのをきっかけに、
はじめ小児科病院として建てられました。

etfal5
これが竣工当時の様子です。建築はタキスィム広場の戦勝記念像などの
デザインを手がけた、イタリア人建築家のレイモンド・ダロンコ
ということになっています。

1000床を超えるマンモス総合病院なので激混んでいるという
印象がありますから、
いつもはややすいているタキスィムの救急病院に行きます。
でも内分泌科はそこにはないのです。
ついでに心臓も診てもらいます。

etfal3
正面玄関からみたエトファル病院。すごい大きいですね!
携帯のカメラなのであまりよくなくてすみません。

国立病院に行くともなれば、一昔前は朝の礼拝を済ませた
5時とかから整理券をもらいに病院に行かないと、
その日のうちに見てもらえないという有様でした。

ところが今はインターネットで予約ができるんですね!
トルコ人は国民番号、外人は外国人登録番号でとります。

1週後でしたがとれました!朝の時間帯にとるのがポイントです~

etfal8
9時12分という小刻みな予約時間ですが、9時代では廊下はこんな感じです。
以前にくらべるとガラすきといってもいいくらいです。
手前のおじさんは昨日から徹夜、といった感じの疲れ方ですが、
病人本人なのかもしれません。
とにかく大病院は増築のせいか作りが複雑で、以前は手続きも複雑でした。
昔は病院の勝手に通じたもぐりの案内師がいて、
料金とひきかえに並んだり、書類をそろえたりしていたくらいです。

無事診察もすんで、心電図もとり、
(次々人が入れ替えられるので、服を脱ぎもしません。
足首を出して上をまくるだけ)
一応心臓のエコーもとりましょうと言われて、
入院病棟にあるICUに行けと言われました。
そこに心臓のエコー室があるらしいです。
エコーの予約は一番早くて3月始めでした。。。

さて~、心臓の医者に心電図を見せに診察室に帰ると、
昔のような状態になっていました。。。
etfal2

やっぱり朝一番で来てよかった、と思います。

心電図は相変わらず前にとったのと同じでした。
甲状腺のほうは、とりあえず今毎日100mg飲んでいる甲状腺ホルモンを75に減らして
3ヵ月後にもう一度血液検査することになりました。

診察も心電図もエコーも保険ですべて無料ですから、
多少の苦労に文句は言えません。
それに本当にいい先生は国立病院にいます。
外来では待っていないで、外来の担当をしている医者が
「これはOO先生に診せるに値する大病だ」
というお眼鏡にかなった患者が上の階の先生に
お目通りすることがかなうのです。

さて~ちょっと建築散歩です。
etfal6
これは病院の庭にある時計塔と礼拝所です。
前述のダロンコの作品ですが、モスクのムカルナス
(幾何学状の掘り込み)のような装飾があって、
オリエンタリズムが入っています。

etfal7
それだけではなくて、20世紀初頭からのトルコ人によりトルコ建築の流れ
「国民建築」の要素も取り入れ、静謐で重量感があるどっしりした構えです。

病院から伸びる通りはEtfal Sokak・エトファル通りといいます。
ここにもかつては優雅だったのだな~と思わせるアパートが。
etfal9
etfal4
今は完全にメンテ不足で薄汚れてしまっています。残念。

ところで私が病院に行った日に、
以前「トルコ保守層の変化」の記事で紹介した
ジャーナリストのメフメット・アリ・ビラント
Mehmet Ali Birantさんが亡くなってしまいました。
すい臓にステントを取り付ける手術中に心臓停止してしまい、
そのまま帰らぬ人になってしまいました。
まだ71歳、
もっとあの番組「32日目.32ci gün」を見たかったのに非常に残念です。

birant
トルコの筑紫哲也と書きましたが、それよりもっとすごい。
大統領もかけつける大きな葬式でした。
テレビも一日中彼のことばかり。ご冥福をお祈りします。


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